2017年09月11日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・35週(8月28日〜9月3日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は890人(定点当たり27.8)で、前週比118%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と咽頭結膜熱で、減少した主な疾患は水痘と手足口病である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【RSウイルス感染症】
報告数は207人(5.8)で、前週比233%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(2.6)の約2.2倍である。
日南(9.3)、都城(8.8)、日向(8.5)保健所からの報告が多く、年齢別は6ヶ月~1歳が全体の約7割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は143人(4.0)で、前週比101%とほぼ横ばいであったが、例年同時期の定点当たり平均値*(1.6)の約2.5倍である。
延岡(11.5)、日向(6.8)、小林、中央(各4.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年9月8日更新)