2019年03月29日

今週の注目される定点把握対象疾患
平成31年12週(3/18~3/24)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は827人(定点当たり21.0)で、前週比94%と減少した。
なお、前週に比べ増加した疾患は水痘で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱と感染性胃腸炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は156人(4.3)で、前週比105%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(1.9)の約2.2倍である。
高鍋(7.8)、延岡(7.3)保健所からの報告が多く、年齢群別では3~6歳が全体の約5割を占めている。

【感染性胃腸炎】
報告数は267人(7.4)で、前週比83%と減少しており、例年同時期の定点当たり平均値*(10.7)の約0.7倍である。
小林(18.0)、日南(15.3)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~2歳が全体の約3割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成31年3月29日更新)