2021年07月09日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第26週(6/28~7/04)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第26週
・定点医療機関からの報告総数は461人(定点当たり13.1)で、前週比110%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症、感染性胃腸炎及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患は咽頭結膜熱とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は86人(2.4)で、前週比116%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.26)の約9.3倍であった。
日向(7.8)、小林(5.3)、都城(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が全体の約8割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は276人(7.7)で、前週比113%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.6)の約1.2倍であった。
宮崎市(12.5)、都城(10.0)、日南(7.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年7月9日更新)