2019年09月20日

今週の注目される定点把握対象疾患
令和元年37週(9/9~9/15)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は936 人(定点当たり27.7) で、前週比102%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した疾患は咽頭結膜熱とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はインフルエンザとRSウイルス感染症であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は58 人(0.98)で、前週比84%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(0.07)の約14.0 倍である。
延岡(3.9)、小林(3.2)保健所からの報告が多く、年齢群別では10 歳未満が全体の約7 割を占めた。

【RSウイルス感染症】
報告数は303 人(8.4)で、前週比84%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(3.9)の約2.2 倍である。
日向(16.3)、日南(14.7)、都城(8.5)保健所からの報告が多く、年齢群別では2 歳以下が全体の約9 割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(令和元年9月20日更新)