2020年11月13日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第45週(11/2~11/8)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第45週
定点医療機関からの報告総数は292人(定点当たり8.1)で、前週比85%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は66人(1.8)で、前週比90%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.0)の約0.9倍であった。
日南(6.0)、高鍋(2.8)、延岡(2.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【ヘルパンギーナ】
報告数は26人(0.7)で、前週比87%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.3)の約2.3倍であった。
中央(2.0)、日南(1.7)、宮崎市(1.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年11月13日更新)