2020年03月02日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第8週(2/17~2/23)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第8週
定点医療機関からの報告総数は834 人(定点当たり 21.0)で、前週比79%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱で、減少した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎であった。


★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は182 人(5.1)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.3)の約2.2 倍であった。
宮崎市(9.8)、小林(7.0)、日南 (6.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では3~6 歳が全体の約半数を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は336 人(9.3)で、前週比83%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.8)とほぼ同程度であった。
都城(14.8)、日南、中央(各13.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~3 歳が全体の約4 割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年2月28日更新)