2018年07月06日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年26週(6/25~7/1)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は 1,030 人(定点当たり 32.6) で、前週比 131%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主 な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、流行性角 結膜炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は 119 人(3.4)で、前週比 163%と増加し、例年同 時期の定点当たり平均値*(2.7)の約 1.3 倍である。
延岡 (8.8)、日南(4.7)、日向(3.8)保健所からの報告が多く、年 齢群別は別グラフに示す。

【手足口病】
報告数は 386 人(11.0)で、前週比 131%と増加し、例年同 時期の定点当たり平均値*(5.1)の約 2.2 倍である。
日南 (25.0)、日向(20.5)、小林(17.3)保健所からの報告が多く、 年齢群別では 1~4 歳が全体の約 8 割を占めている。

【ヘルパンギーナ】
報告数は 28 人(0.80)で、前週比 140%と増加したが、例 年同時期の定点当たり平均値*(3.3)の約 0.2 倍である。
延岡 (3.0)、日南(1.3)保健所からの報告が多く、年齢群別では 1 ~4 歳が全体の約 9 割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年7月5日更新)