2020年08月28日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第34週(8/17~8/23)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第34週
定点医療機関からの報告総数は298人(定点当たり9.1)で、前週比149%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患は特になかった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は87人(2.4)で、前週比201%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.2)の約2.0倍であった。
日南(5.7)、宮崎市(4.0)、延岡(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は3~5歳が全体の約4割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は41人(1.1)で、前週比137%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.2)の約0.5倍であった。
日南(4.3)、都城(3.5)、高千穂(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年8月28日更新)