2019年03月01日

今週の注目される定点把握対象疾患
平成31年8週(2/18~2/24)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は1,450人(定点当たり32.2)で、前週比88%と減少した。
なお、前週に比べ増加した疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はインフルエンザと流行性角結膜炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は816人(14.1)で、前週比81%と減少しており、例年同時期の定点当たり平均値*(29.2)の約0.5倍である。
高千穂(24.5) 、宮崎市(17.0)、都城(16.9)保健所からの報告が多く、年齢群別では10歳未満が全体の約6割を占めている。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は118人(3.3)で、前週比136%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(2.0)の約1.7倍である。
高鍋(5.3) 、 延岡(5.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では3~6歳が全体の約6割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成31年3月1日更新)