2018年11月02日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年43週(10/22~10/28)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は572人(定点当たり19.1)で、前週比88%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱と手足口病で、減少した主な疾患はヘルパンギーナとRSウイルス感染症である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は68人(1.9)で、前週比98%とほぼ横ばいであったが、例年同時期の定点当たり平均値*(1.3)の約1.5倍である。
中央(8.0)、延岡(4.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は4~6歳が全体の約5割を占めている。

【ヘルパンギーナ】
報告数は35人(1.0)で、前週比63%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(0.44)の約2.3倍である。
延岡(2.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は6か月~3歳が全体の約9割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年11月2日更新)