2019年08月02日

今週の注目される定点把握対象疾患
令和元年30週(7/22~7/28)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は 716 人(定点当たり 20.7)で、前週比 124%と増加した。
なお、前週に比べ増加した疾患は咽頭結膜熱とRSウイルス感染症及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患は感染性胃腸炎と水痘であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【RSウイルス感染症】
報告数は 146 人(4.1)で、前週比 243%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.90)の約 4.5 倍である。
延岡(18.3)、中央(7.0)、日向(4.8)保健所からの報告が多く、年齢群別では 1 歳が全体の約半数を占めている。

【咽頭結膜熱】
報告数は 66 人(1.8)で、前週比 199%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.71)の約 2.6 倍である。
日南(7.7)、小林(3.3)、高鍋(2.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は 1~2 歳が全体の約半数を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(令和元年8月1日更新)