2020年08月21日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第33週(8/10~8/16)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第33週
定点医療機関からの報告総数は194人(定点当たり6.1)で、前週比62%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎、ヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は42人(1.2)で、前週比58%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.3)の約0.9倍であった。
延岡(2.8)、日南(2.7)、宮崎市(1.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【感染性胃腸炎】
報告数は80人(2.3)で、前週比76%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.0)の約0.4倍であった。
日向、中央(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年8月21日更新)