2021年01月08日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第52週(12/21~12/27)
2020年第53週(12/28~1/3)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第52 週
定点医療機関からの報告総数は449人(定点当たり12.9)で、前週比131%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は手足口病であった。

第53 週
定点医療機関からの報告総数は273人(定点当たり7.9)で、前週比61%と減少した(年末年始を含む)。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患はRSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎及び手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は53人(1.5)で、前週(第52週)比60%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.1)の約0.7倍であった。
日南(6.3)、延岡(3.8)、宮崎市(1.4)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が全体の約半数を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は114人(3.2)で、前週比(第52週)67%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.9)の約0.3倍であった。
日向(4.5)、中央(4.0)、宮崎市(3.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年1月8日更新)