2018年10月19日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年41週(10/8~10/14)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は601人(定点当たり20.4)で、前週比87%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は手足口病で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱とRSウイルス感染症である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は301人(8.6)で、前週比94%と減少しているが、例年同時期の定点当たり平均値*(7.3)の約1.2倍である。
小林(15.3)、都城(12.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が約6割を占めている。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は65人(1.9)で、前週比112%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(1.2)の約1.6倍である。
延岡(3.5)、日向・中央 (各3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は3~5歳が約5割を占めている。

【ヘルパンギーナ】
報告数は37人(1.1)で、前週比81%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(0.62)の約1.7倍である。
延岡(3.3)、中央(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が約8割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年10月19日更新)