2017年12月08日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・48週(11月27日〜12月7日)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は1,002 人(定点当たり26.4)で、前週比121%と増加した。
なお、 前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザとA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患 は手足口病である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は323 人(5.5)で、前週比171%と増加しており、例年 同時期の定点当たり平均値*(0.23)の約24 倍である。
日南 (28.8)保健所からの報告が多く、年齢別は5~9 歳が全体の約4 割を占めた。

【咽頭結膜熱】
報告数は77 人(2.1)で、前週比122%と増加し、 例年同時期の定点当たり平均値*(1.1)の約2.0 倍で ある。
中央(13.0)、小林(4.0)、都城(3.7)保健所か らの報告が多く、年齢別は1~4 歳が全体の約6 割を 占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年12月8日更新)