2020年11月06日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第44週(10/26~11/1)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第44週
対象となる5類感染症 ・定点医療機関からの報告総数は318人(定点当たり9.5)で、前週比123%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱、手足口病及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患はRSウイルス感染症であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は73人(2.0)で、前週比103%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.8)の約1.2倍であった。
延岡(6.0)、日南(4.3)、宮崎市(2.1)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【ヘルパンギーナ】
報告数は30人(0.8)で、前週比125%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.4)の約1.9倍であった。
日向(1.8)、宮崎市(1.6)保健所からの報告で、年齢群別は1~2歳が全体の約8割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年11月6日更新)