2018年05月18日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年19週(5/7~5/13)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は949人(定点当たり29.2)で、前週比134%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は流行性耳下腺炎と流行性角結膜炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【咽頭結膜熱】
報告数は46人(1.3)で、前週比121%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.98)の約1.3倍である。中央(6.0)、延岡、高鍋(2.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳が全体の約4割を占めている。

【手足口病】
報告数は174人(4.8)で、前週比93%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(1.2)の約4.1倍である。延岡(15.8)、高鍋、中央(5.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約7割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年5月18日更新)