2021年02月26日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第7週(2/15~2/21)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第7週
定点医療機関からの報告総数は515人(定点当たり14.7)で、前週比105%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は104人(2.9)で、前週比82%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.71)の約4.1倍であった。
中央(12.0)、日南(8.0)、宮崎市(4.1)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は304人(8.4)で、前週比99%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(10.3)の約0.8倍であった。
都城(20.3)、小林(15.7)、中央(15.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年2月26日更新)