2016年07月01日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・25週(6月20日~6月26日)


◎定点医療機関からの報告総数は759人(定点当たり23.1)で、前週比94%とやや減少した。前週に比べ増加した主な疾患は水痘とヘルパンギーナで、減少した主な疾患は流行性耳下腺炎と流行性角結膜炎であった。


★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【伝染性紅斑】
報告数は60人(1.7)で、前週比128%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.68)の約2.5倍であった。小林、高鍋(各3.3)、中央(3.0)保健所からの報告が多く、年齢別では4~5歳が全体の約5割を占めた。

【流行性耳下腺炎】
報告数は109人(3.0)で、前週比89%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.76)の約4.0倍であった。小林(8.3)、高千穂、日向(各8.0)保健所からの報告が多く、年齢別では4~6歳が全体の約4割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年6月30日更新)