2018年11月16日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年45週(11/5~11/11)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は721人(定点当たり23.4)で、前週比131%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は水痘とRSウイルス感染症である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は107人(3.1)で、前週比158%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)の2倍である。
高鍋(7.0)、中央(6.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は4~6歳が全体の約4割を占めている。

【感染性胃腸炎】
報告数は446人(12.7)で、前週比150%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(10.7)の約1.2倍である。
小林(29.3)、中央(18.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約3割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年11月16日更新)