2020年10月05日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第39週(9/21~9/27)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第39週
定点医療機関からの報告総数は233人(定点当たり6.6)で、前週比85%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は水痘で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は45人(1.3)で、前週比73%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.4)の約0.9倍であった。
延岡(3.0)、日南(2.7)、宮崎市(1.6)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳が全体の約2割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は106人(2.9)で、前週比85%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.3)の約0.5倍であった。
中央(7.0)、都城、日向(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約3割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年10月2日更新)