2016年07月15日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・27週(7月4日~7月10日)


◎定点医療機関からの報告総数は799人(定点当たり26.4)で、前週比107%とやや増加した。前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症とヘルパンギーナ、流行性角結膜炎で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎と流行性耳下腺炎であった。


★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【ヘルパンギーナ】
報告数は186人(5.2)で、前週比127%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(6.3)の約0.8倍であった。日南(12.3)、中央(12.0)、延岡(6.5)保健所からの報告が多く、年齢別では2歳以下が全体の約8割を占めた。

【流行性耳下腺炎】
報告数は97人(2.7)で、前週比82%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.79)の約3.4倍であった。日向(7.8)、小林(6.0)、延岡(5.8)保健所からの報告が多く、年齢別では4~6歳が全体の約4割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年7月15日更新)