2020年09月18日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第37週(9/7~9/13)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第37週
定点医療機関からの報告総数は260人(定点当たり7.2)で、前週比78%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱、感染性胃腸炎及びヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は66人(1.8)で、前週比114%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.4)の約1.3倍であった。日南(7.3)、延岡(3.3)、宮崎市(2.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【感染性胃腸炎】
報告数は136人(3.8)で、前週比89%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.8)の約0.6倍であった。
小林(9.0)、中央(6.0)、日向(5.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳~2歳が全体の約3割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年9月18日更新)