2017年01月13日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・1週(1月2日~1月8日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は1,233人(定点当たり30.9)で、前週比94%と減少した(年始含む)。
前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザと水痘で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎と手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は556人(9.4)で、前週比157%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(10.8)の約0.9倍であった。
小林(17.8)、都城(16.5)、日向(10.0)保健所からの報告が多く、年齢別は5歳未満が全体の約2割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は430人(11.9)で、前週比67%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(12.9)の約0.9倍であった。
小林(21.7)、日南(20.7)、日向(13.5)保健所からの報告が多く、年齢別は別グラフに示す。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年1月12日更新)