2017年04月08日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・13週(3月27日〜4月2日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は1,411人(定点当たり31.2)で、前週比95%と減少した。
前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はインフルエンザとA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は859人(14.6)で、前週比87%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(10.0)の約1.5倍であった。
小林(34.2)、日南(18.0)、宮崎市(15.1)保健所からの報告が多く、年齢別は5~9歳が全体の約4割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は352人(9.8)で、前週比125%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(10.6)の約0.9倍であった。
中央(38.0)、日南、小林(各12.7)保健所からの報告が多く、年齢別は1~4歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年4月6日更新)