2019年05月17日

今週の注目される定点把握対象疾患
令和元年19週(5/6~5/12)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は571人(定点当たり17.0)で、前週比127%と増加した(祝祭日の休診含む)。なお、前週に比べ増加した疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はインフルエンザと咽頭結膜熱である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は224人(6.4)で、前週比176%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(10.4)の約0.6倍である。中央(14.0)、日南(13.0)、小林(11.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では1歳以下が全体の約3割を占めている。

【手足口病】
報告数は140人(4.0)で、前週比92%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(2.4)の約1.7倍である。延岡(6.5)、日向(5.8)、日南(5.7)保健所からの報告が多く、年齢群別では2歳以下が全体の約9割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(令和元年5月17日更新)