2016年08月29日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・33週(8月8日~8月14日)


◎定点医療機関からの報告総数は584人(定点当たり18.5)で、前週比102%とほぼ横ばいであった。
前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎と水痘で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱とヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【流行性耳下腺炎】
報告数は88人(2.4)で、前週比110%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.75)の約3.2倍であった。日向(7.5)、高千穂(7.0)、延岡(3.5)保健所からの報告が多く、年齢別は4~6歳が全体の約6割を占めた。

【伝染性紅斑】
報告数は33人(0.92)で、前週比100%と横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(0.35)の約2.6倍であった。日南(2.7)、高鍋(2.5)、小林(1.3)保健所からの報告が多く、年齢別は3~5歳が全体の約6割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年8月26日更新)