2020年09月11日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第36週(8/31~9/6)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第36週
定点医療機関からの報告総数は325人(定点当たり9.3)で、前週比124%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱、手足口病及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は58人(1.6)で、前週比94%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.4)の約1.1倍であった。
日南(5.0)、宮崎市(2.8)、延岡(2.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が全体の約半数を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は40人(1.1)で、前週比182%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.9)の約0.6倍であった。
日南(3.3)、都城(2.2)、小林(1.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年9月11日更新)