2018年06月04日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年21週(5/21~5/27)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は987人(定点当たり29.8)で、前週比103%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱で、減少した主な疾患はインフルエンザである。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【咽頭結膜熱】
報告数は52人(1.5)で、前週比167%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(1.0)の約1.4倍である。中央(4.0)、延岡、日南(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳以下が全体の約7割を占めている。

【手足口病】
報告数は281人(8.0)で、前週比96%とほぼ横ばいであったが、例年同時期の定点当たり平均値*(1.8)の約4.4倍である。
延岡(14.5)、小林(12.7)、日向(10.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が全体の約8割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年6月1日更新)