2016年08月15日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・31週(8月1日~8月7日)


◎定点医療機関からの報告総数は652人(定点当たり20.2)で、前週比93%と減少した。前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎と水痘で、減少した主な疾患はヘルパンギーナと流行性耳下腺炎であった。


★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【ヘルパンギーナ】
報告数は105人(2.9)で、前週比66%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(4.7)の約0.6倍であった。
日南(6.7)、都城(4.7)、日向(3.0)保健所からの報告が多く、年齢別では1~2歳が全体の約6割を占めた。

【流行性耳下腺炎】
報告数は86人(2.4)で、前週比82%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.74)の約3.2倍であった。小林(8.3)、日向(6.3)、延岡、高千穂(各4.0)保健所からの報告が多く、年齢別は別グラフに示す。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年8月11日更新)