2017年12月22日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・50週(12月11日〜12月17日)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は1,534人(定点当たり36.4)で、前週比131%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザと流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患は手足口病とRSウイルス感染症である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は803人(13.6)で、前週比231%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(1.3)の約11倍である。
日南(38.0)、宮崎市(18.3)、都城(12.0)保健所からの報告が多く、年齢別は5~9歳が全体の約4割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は372人(10.3)で、前週比104%とほぼ横ばいで、例年同時期の定点当たり平均値*(21.8)の約0.5倍である。
小林(23.7)、都城(14.3)、日南(13.3)保健所からの報告が多かった。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年12月22日更新)