2019年07月19日

今週の注目される定点把握対象疾患
令和元年28週(7/8~7/14)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は570人(定点当たり16.8)で、前週比97%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した疾患はRSウイルス感染症と咽頭結膜熱及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患は感染性胃腸炎と手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【咽頭結膜熱】
報告数は53人(1.5)で、前週比196%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.67)の約2.2倍である。
日南(7.0)、高鍋(1.8)、宮崎市(1.5)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~4歳が全体の約6割を占めている。

【伝染性紅斑】
報告数は33人(0.92)で、前週比85%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(0.35)の約2.6倍である。
延岡(2.5)、日向(1.5)、日南(1.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(令和元年7月19日更新)