2020年10月09日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第40週(9/28~10/4)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第40週
定点医療機関からの報告総数は306人(定点当たり8.7)で、前週比131%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎とヘルパンギーナで、減少した主な疾患は水痘であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は105人(3.0)で、前週比235%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.4)の約2.1倍であった。日南(10.0)、延岡(9.5)、宮崎市(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は4~6歳が全体の約4割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は31人(0.9)で、前週比168%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.0)の約0.9倍であった。中央(5.0)、都城(1.7)、宮崎市(1.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年10月9日更新)