2019年06月28日

今週の注目される定点把握対象疾患
令和元年25週(6/17~6/23)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は688 人(定点当たり22.4)で、前週比96%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した疾患は咽頭結膜熱とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎と手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は127 人(3.5)で、前週比112%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(2.9)の約1.2 倍である。
日南(5.7)、中央(5.0)、都城(4.3)保健所からの報告が多く、年齢群別では4~7 歳が全体の約7 割を占めている。

【手足口病】
報告数は181 人(5.0)で、前週比68%と減少し、例年同時期の定点当たり平均値*(5.4)の約0.9 倍である。
宮崎市(10.2)、中央(6.0)、日向(4.8)保健所からの報告が多く、年齢群別では2 歳以下が全体の約8 割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(令和元年6月28日更新)