2021年04月02日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第12週(3/22~3/28)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第12週
定点医療機関からの報告総数は464人(定点当たり13.0)で、前週比86%と減少した。なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は188人(5.2)で、前週比107%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.56)の約9.4倍であった。
中央(17.0)、宮崎市(10.3)、日南(7.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約7割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は191人(5.3)で、前週比81%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(8.6)の約0.6倍であった。
都城(13.5)、宮崎市(5.1)、日南、小林(4.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年4月2日更新)