2018年06月08日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年22週(5/28~6/3)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は1,087人(定点当たり33.2)で、前週比111%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は手足口病で、減少した主な疾患はインフルエンザである。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【咽頭結膜熱】
報告数は54人(1.5)で、前週比104%とほぼ横ばいであり、例年同時期の定点当たり平均値*(1.1)の約1.5倍である。
中央(5.0)、日南(3.7)保健所からの報告が多く、年齢群別では1歳が全体の約半数を占めている。

【手足口病】
報告数は351人(10.0)で、前週比125%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(2.2)の約4.6倍である。
延岡(20.8)、日向(19.8)、小林(15.3)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~3歳が全体の約7割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年6月8日更新)