2017年02月10日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・5週(1月30日~2月5日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は3,829人(定点当たり74.1)で、前週比92%と減少した。
前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と伝染性紅斑で、減少した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は3,187人(54.0)で、前週比91%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(42.5)の約1.3倍であった。
延岡(85.0)、宮崎市(57.4)、小林(53.8)保健所からの報告が多く、年齢別は5~9歳が全体の約3割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は372人(10.3)で、前週比81%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(13.0)の約0.8倍であった。
小林(23.3)、日南(18.7)、日向(15.5)保健所からの報告が多く、年齢別は別グラフに示す。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年2月10日更新)