2017年02月17日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・6週(2月6日~2月12日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は2,748人(定点当たり54.8)で、前週比74%と減少した。
前週に比べ増加した主な疾患は流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患はインフルエンザと伝染性紅斑であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は2,162人(36.6)で、前週比68%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(37.7)の約1.0倍であった。
延岡(54.7)、都城(40.3)、中央(39.0)保健所からの報告が多く、年齢別は5~9歳が全体の約3割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は361人(10.0)で、前週比97%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(12.3)の約0.8倍であった。
日南(26.7)、小林(18.3)、高千穂(13.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1~4歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年2月16日更新)