2021年04月30日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第16週(4/19~4/25)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第16週
定点医療機関からの報告総数は599人(定点当たり16.6)で、前週比118%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は特になかった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は270人(7.5)で、前週比106%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.46)の約16.3倍であった。
中央(30.0)、延岡(21.8)、高鍋(16.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月~3歳が全体の約8割を占めた。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は84人(2.3)で、前週比171%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.9)の約0.8倍であった。
日南(13.3)、延岡(6.0)、中央(1.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年4月30日更新)