2017年11月17日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・45週(11月6日〜11月12日)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は695人(定点当たり21.3)で、前週比112%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎と流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱とヘルパンギーナである。


★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は70人(1.2)で、前週比108%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.03)の約40倍である。
小林(3.4)、高鍋(2.7)、日向(2.5)保健所からの報告が多く、年齢別は10歳未満が全体の約4割を占めた。

【咽頭結膜熱】
報告数は53人(1.5)で、前週比85%と減少し、例年同時期の定点当たり平均値*(1.0)の約1.4倍である。
中央(5.0)、都城(4.8)、小林(4.3)保健所からの報告が多く、年齢別は1~4歳が全体の約7割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は352人(9.8)で、前週比131%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(12.5)の約0.8倍である。
延岡(15.3)、日南、小林、日向(14.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約4割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年11月17日更新)