2019年04月26日

今週の注目される定点把握対象疾患
平成31年16週(4/15~4/21)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は849人(定点当たり25.2)で、前週比107%と増加した。
なお、前週に比べ増加した疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と伝染性紅斑及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患はインフルエンザと流行性角結膜炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は246人(7.0)で、前週比95%と減少しており、例年同時期の定点当たり平均値*(12.5)の約0.6倍である。
日南(24.0)、高千穂(12.0)、小林(9.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~4歳が全体の約半数を占めている。

【手足口病】
報告数は131人(3.7)で、前週比104%とほぼ横ばいであり、例年同時期の定点当たり平均値*(2.1)の約1.8倍である。
都城(12.7)、延岡(6.0)、中央(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では1歳が全体の約6割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成31年4月26日更新)