2017年03月31日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・12週(3月20日〜3月26日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は1,502人(定点当たり33.0)で、前週比96%とほぼ横ばいであった。
前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と手足口病で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は1,013人(17.2)で、前週比89%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(16.8)の約1.0倍であった。
日南(24.8)、小林(22.8)、延岡(20.9)保健所からの報告が多く、年齢別は5~9歳が全体の約3割を占めた。

【手足口病】
報告数は53人(1.5)で、前週比143%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.40)の約3.7倍であった。
小林(5.7)、中央(4.0)、宮崎市(1.8)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約7割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年3月31日更新)