2019年04月12日

今週の注目される定点把握対象疾患
平成31年14週(4/1~4/7)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は660 人(定点当たり18.9)で、前週比102%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と水痘で、減少した主な疾患はインフルエンザと伝染性紅斑である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は115 人(3.3)で、前週比138%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(2.1)の約1.6 倍である。
宮崎市(6.0)、高鍋(5.3)、延岡(4.3)保健所からの報告が多く、年齢群別では4~6 歳が全体の約4 割を占めている。

【手足口病】
報告数は64 人(1.8)で、前週比98%とほぼ横ばいであるが、例年同時期の定点当たり平均値*(1.4)の約1.3 倍である。
都城(6.5)保健所からの報告が多く、年齢群別では1 歳が全体の約6割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成31年4月12日更新)