2022年06月03日

今週の注目される定点把握対象疾患
2022年第21週 (5/23~5/29)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第21週
・定点医療機関からの報告総数は278人(定点当たり7.7)で、前週比91%と減少した。
 なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【咽頭結膜熱】
報告数は16人(0.44)で、前週比200%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.87)の約0.5倍であった。
都城(1.0)、延岡(0.75)、宮崎市(0.50)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約8割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は191人(5.3)で、前週比94%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(7.4)の約0.7倍であった。
日南(12.7)、高千穂(12.0)、小林(9.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2022年6月3日更新)