2020年09月25日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第38週(9/14~9/20)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第38週
定点医療機関からの報告総数は281人(定点当たり7.8)で、前週比108%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はヘルパンギーナと流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は62人(1.7)で、前週比94%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.4)の約1.2倍であった。
日南(3.7)、延岡(3.0)、宮崎市(2.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は3~5歳が全体の約4割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は125人(3.5)で、前週比92%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.4)の約0.6倍であった。
都城(6.0)、日向(4.3)、中央(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月~2歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年9月25日更新)