2019年07月12日

今週の注目される定点把握対象疾患
令和元年27週(7/1~7/7)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は576人(定点当たり17.4)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した疾患は感染性胃腸炎と伝染性紅斑で、減少した主な疾患は手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は242人(6.7)で、前週比115%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(7.4)の約0.9倍である。日向(9.5)、小林(9.0)、都城(8.7)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~3歳が全体の約半数を占めている。

【伝染性紅斑】
報告数は39人(1.1)で、前週比193%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.31)の約3.5倍である。日南(2.7)、高千穂(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では4~6歳が全体の約6割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(令和元年7月12日更新)