2019年12月13日

今週の注目される定点把握対象疾患
令和元年49週(12/2~12/8)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は931人(定点当たり22.8)で、前週比97%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザと水痘で、減少した疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【インフルエンザ】
報告数は407人(6.9)で、前週比132%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(2.3)の約3.1倍である。
都城(11.6)、延岡(10.1)、宮崎市(7.6)保健所からの報告が多く、年齢群別では5~9歳が全体の約半数を占めた。

【水痘】
報告数は41人(1.1)で、前週比215%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.96)の約1.2倍である。
都城(2.2)、日南(2.0)、延岡(1.5)保健所からの報告が多く、年齢群別では4~6歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(令和元年12月13日更新)