2019年02月08日

今週の注目される定点把握対象疾患
平成31年5週(1/28~2/3)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は3,449人(定点当たり72.0)で、前週比91%と減少した。
なお、前週に比べ増加した疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と流行性角結膜炎で、減少した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は2,760人(47.6)で、前週比86%と減少しており、例年同時期の定点当たり平均値*(47.1)とほぼ同率である。
都城(61.3) 、中央(59.5)、宮崎市(56.1)保健所からの報告が多く、年齢群別では10歳未満が全体の約5割を占めている。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は133人(3.7)で、前週比140%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(2.2)の約1.7倍である。
小林(9.3)、高鍋(7.5)保健所からの報告が多く、年齢群別では3~6歳が全体の約6割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成31年2月8日更新)