2020年05月29日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第21週(5/18~5/24)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第21週
定点医療機関からの報告総数は242人(定点当たり6.7)で、前週比104%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はヘルパンギーナと流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱と水痘であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は46人(1.3)で、前週比90%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(3.2)の約0.4倍であった。
宮崎市(2.5)、日南(1.7)、都城(1.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は4~6歳が全体の約半数を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は123人(3.4)で、前週比107%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.7)の約0.4倍であった。
小林(7.0)、日向(6.3)、都城(5.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月~3歳が全体の約半数を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年5月29日更新)