2018年10月26日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年42週(10/15~10/21)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は639人(定点当たり21.8)で、前週比107%と増加した。
なお、前週に比べ増加した疾患はヘルパンギーナと感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は手足口病とRSウイルス感染症である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は336人(9.6)で、前週比112%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(8.2)の約1.2倍である。
小林(16.7)、日南(15.3)、中央(14.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~3歳が全体の約4割を占めている。

【ヘルパンギーナ】
報告数は56人(1.6)で、前週比151%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(0.52)の約3.1倍である。
延岡(3.8)、日南 (3.3)、中央(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では6か月~2歳が全体の約8割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年10月26日更新)